こんな方におすすめ
- シンクにガラコってどう?と思っている方。
- ガラコを塗ったらシンクを洗う家事が楽になるのか?を知りたい方
ガラコをキッチンのシンクに塗ると汚れを弾き、水切れが良くなるという、実しやかな情報をご存知ですか?

正直『?』ですが、テレビでも紹介され、やっている人がいるようです。
家事としてシンクの掃除って時間はかかりませんが、こまめにやらないと、シンクに水垢や油汚れなどこびりついて後々面倒になります。
ちょっとした家事をやらないでいいなら、負担が減るので、助かりますよね。
そこで、家事の負担を軽くするために「シンクにガラコ」を試験的にやってみました。
果たして、効果のほどはどうなのか?
数日経ったらどうなるのか?
やってみた正直な感想と意外な盲点とは?
それでは、いってみよう
本記事を先読み
キッチンのシンク掃除の裏技
シンクの裏技に使うのは「SOFT99のガラコ」です。
撥水タイプのガラスコーティング剤であり、今やカーウォッシャーからワイパーまでありサイズも様々あります・
車のフロントガラスや席の横のガラスに塗ると、ある程度の時速になるとワイパーいらずで雨を弾き視界を確保できるものです。
ガラコを塗ったと塗らないの違い。
成分は、フッ素系撥水剤・酸・イソプロプルアルコール。
吸入飲用不可で人体に害のあるものとHPにも記載があり、皮膚の弱い方は保護手袋が必要となってます。
引火性があるので、シンクにガラコを塗る時はガスコンロの火がつかないように注意しましょう。
ガラコは、いかにも体に悪そうな匂いがするので、
- キッチンの換気扇を回す。
- 部屋の窓を開ける。
などの換気を、しながらやることをおすすめします。
車に使う時は、外で気になりませんが、部屋という密室になると危険な匂いです。
私が使ったガラコはこちら。
ガラコがシンクの表面を覆う
上記のものは、本来の車でのガラコの働きを解説したものです。
シンクの場合も、車のガラスと同じような働きをしてシンクの細かい傷のデコボコの隙間をコーティング剤が埋めてくれ、水や油を弾き汚れにくくなると言われています。

という、説明をテレビで裏技的な紹介してました。
シンクにガラコは、やっている人いるのか?
ふと思い付いてシンクにガラコ塗ったらヌルヌルで草
撥水性のガラコだったらもっと良いかもな pic.twitter.com/GO3PImt9mA— やまだる (@Yama_Daru) May 2, 2019
『ガラコ』
【車乗らない人】
???【車乗る人】
車のガラスに塗るやつ【ワイ】
車のガラスとか、鏡とか、シンクの一部とか、スマホの保護ガラスとか、タッチ パッドとか(文字数)— ロッテン不具合と化したこーめー (@koumeiOO1) November 3, 2016

車に乗らない人は、ガラコ自体を知らないか・・・。
ガラコを塗る手順を確認せよ。
ガラコの説明書は、本体裏面にあります。
step
1ガラコを塗りたい物の汚れ(ほこり・油分)を取る
step
2乾いた雑巾・タオルで水気を完全に拭き取る
水気があると、ガラコが付着しないため。
step
3ガラコを塗る
車の場合は塗り方がありますが、今回はシンクなので塗り方は自由です。
step
45分〜10分放置で感想させ、硬く絞った雑巾・タオルで拭き取る
上記の順番になります。
我が家のシンクに、ガラコ塗りの下準備
シンクでのガラコの下準備。
- コーティング剤をつけるシンクの汚れを取る。
- 普段、シンクを洗うよりも油汚れなど丁寧に洗う。
- 水で洗剤を流したのち、水気を拭き取る
重要なのが「水気を拭き取る」です。
水気があると、ガラコがシンクの表面に定着しません。

ガラコを塗って5分後のシンクの比較
水をまいてみると、ガラコを塗った方と塗ってない方では、水の弾き方の違いがよくわかります。

イメージとしては、雨の日の駐車場にある車のフロントガラスのように、水が玉のようになるかと思ったがならなかったのは、ちょっと残念。
細い部分の写真はこちら
色のついた液体でコーヒーを流してみるが、塗った前とさほど変わらず。
そこで再度、全面を食器用洗剤で洗って、10分間の放置で挑戦。
シンク全面にガラコ塗って10分後に完了(2回目)
先ほどの5分放置がいまいちな結果だったので、10分にしてみるもさほど変わらずだな、が正直の感想です。
ガラコの放置時間は、5分でも10分でもさほど変わらず。
ガラコは季節によって乾くのに差があり、夏は早く冬は遅いので季節に合わせて調整してください。
何度か水を流してみると、ガラコを塗る前よりもシンクの水はけは良くなってます。

シンクには、ガラコが塗りにくい部分がある
ガラコは車用なので塗る部分が直線です。
フェルト素材で弾力はあるので、多少はシンクの四隅のカーブを塗りにくいです。
大きなガラコの方は、カーブの部分は塗れずにコーティング液がたれただけになりましたので、細い方なら液だれせずに塗れます。
シンクのカーブしている部分も塗りにくいです。
スポンジ置き場の水受けもやってみた。
シンクの水弾きがイメージと違ったので、スポンジ置き場の水受けもやってみました。
ガラコの撥水性のおかげで、スポンジから滴る水を弾いてくれるようになりました。
雨の降り始めの停車中のフロントガラスに、雨つぶができるのに似たようになります。
シンクへのガラコをやってみた感想
- そこまで実感できない。
- シンクを洗って拭いてなどの作業量・時間を考えるとやる必要もない。
- ガラコの匂いがきつい。
- 車のフロントガラスで雨を弾く映像が頭にあるので、それを期待してしまう。
以上4つが正直な感想になります。
嫁ちゃんが帰宅後にガラコを塗ったことを言うと、「シンクに野菜などを、落としたら捨てなきゃじゃん」と言われ、「確かに・・・そこまで考えてなかった」と反省しました。
シンクにガラコをやったみた結論
シンクの掃除は、食器を洗ったら毎回やるが1番である。
調理師で板前修業中に、シンクを毎晩洗ってたのを思い出すとガラコなどで横着してはいかんと言うことですね。
我が家は共働きのため、私(男)も、家事はやるので自分でやると言う意味で嫁ちゃんに押し付ける考えでの結論ではありません。
ガラコを塗り終わった後に、あることに気がつく
それは、食器洗剤でガラコが落ちる可能性が高い。
ガラコは車のガラスの水弾きを目的に作られたもので、洗剤に触れるのは洗車の時ぐらいです。
洗車機のシャンプー洗車も、数回通ればガラコは落ちていきます。
洗車のことを考慮して、1日数回も食器用洗剤がガラコの表面につくとガラコは取れるんではないか?と疑問です。
「落ちたらまた塗ればいい」と言われたらそれまでですが、数日おき1週間に1回ペースになりそうで、正直めんどくさいです。
今回は試験的なものですので、これっきりで終わりですね。

たった数回の食器洗いで、翌日には「これ?ガラコ塗ったよな?」と思うほどに水をハケは元に戻ってました。
ガラコは車に使ってこそ、ガラスに使ってこそ、意味がある。
シンクにガラコはどうなったか?
嫁ちゃんが怒ったのと、塗った労力への結果も大して変わらないし、やることの労働と結果や継続することを考えて、1回コッキリで終わりです。
普通に生活しているなら、別にやる必要もないと思います。