背筋トレーニングの必需品と言えば「リストストラップ」です。
この記事は背筋トレーニング初心者に向けた「リストストラップ」の選び方・使い方・いつ頃から使うのか?などを解説してます。
背筋のトレーニングは、グッズを使わないと握力との勝負です。
しかし、握力だけでは扱う重量の限界なんて、範馬刃牙の花山級の人間以外はたかが知れてます。
そこで、握力を補助する役割が「リストストラップ」です。 スポーツジムでもYouTubeの筋トレ動画でも上級者、初心者関係なく使っているトレーニンググッズになります。
懸垂やデットリフトで筋トレ用のグローブだと限界がきて「そろそろ必要だな」と思っても
どれを選んだらいいのか?
どんな時の使うのが正しいのか?
いつ頃から使えばいいのか?
と筋トレ初心者の時は、誰も教えてくれないし悩みますよね。
私もリストストラップで悩んだとき「どんなの使っているのか?」をYouTubeで観たり、スポーツジムで「ロゴ」をこっそり見たりして何を買うのがいいのかと本当に悩みました。
同じように悩める筋トレ同士のために、わかりやすく基本知識からメンテナンスまで、これさえ読めばもう迷う必要がなくなります。
それではいってみよう!
本記事を先読み
リストストラップの基本知識
リストストラップは背筋トレーニングの必須アイテムです。
筋トレグローブでの背筋トレーニングでは、握力頼みになるので握力が強くないと高重量を扱うこと・回数をこなすことができません。
背筋トレーニングも軽量(50kg以内)の時は、素手や筋トレグローブでできますが、50kgを超えると握力が持ちません。
もし50kgを超えてトレーニングしても、腕に力が入りすぎて腕で引く動作になり、正しいフォームにはならず腰や肩を痛め怪我することになります。(実体験です)
ですので、怪我の予防・正しいフォームのトレーニング・背筋にちゃんとトレーニングの刺激を入れるために必要になります。
リストストラップはどんな時の使うのか?
- プル系の種目
(ローイング・デットリフト・ラッドプルダウン・懸垂)
- ダンベルでのグローブ代わり
- ラットマシーンで高重量を扱う際
と、背筋トレーニングのパートナーです。
使う機会も多く、筋トレグローブの次に揃えることになるメジャーなものです。
リストストラップを使うことの3つの利点
- 背筋トレーニングで腕の力に頼らずトレーニングができる
(握力や腕の力に頼るプル系のトレーニングは、握力の疲弊で重量を上げていくとセットもこなせないし、筋肉を追い込むことができません。握力に頼らない正しいプル系トレーニングができるようになります。)
- 鍛えたい筋肉をしっかり狙える
(正しいフォーム・筋肉の動かし方・肩甲骨の使い方をマスターしている前提になります。)
- 正しいフォームで、扱う重量を上げていける
(初心者から上級者レベルで使用可能)
この利点を活かすために、重量が軽いうちに正しいフォームとトレーニング理論や基礎知識を学び、自分のものにする必要があります。
自己流でトレーニングしている人は、リストストラップを購入しても高重量は扱えても狙った筋肉へのトレーニングはできません。
これからリストストラップを買う予定の方は、自分のトレーニングフォームが正しいのか?自己流になってないか?を確認してください。
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リストストラップはいつ頃から使うものなの?
筋トレグローブはプッシュ系のベンチプレスなどの種目やダンベルなどで高重量も使えますが、プル系の種目になると、グローブでは自分の握力が持つ重量までしかトレーニングができません。
プル系の筋トレで、自分の握力では「引き上げられない」「持ってられない」「セットをこなせない」となる重量で、筋トレグローブからリストストラップに変えましょう。
お値段や素材などについて
値段に関してはメーカーとリストストラップには素材「ナイロン」「コットン」「皮」とあり1000〜4000円台が多いです。
初めてリストストラップを買う時は値段は2000円以内の「ナイロン」「コットン」素材でメーカーもそこまでこだわる必要もなく使っていけます。
皮素材は、ナイロンに比べ初期の頃は柔らかさがなくゴワゴワした感じになるので、リストストラップの扱いに慣れてからでも遅くありません。
素材での購入では、筋トレするその人なりの意見がありますが、長い目で考えると皮製品がおすすめです。
リストストラップの使い方と巻き方
使い方と巻き方です。
出典→Amazon.co.jp
さらに詳しく知りたい方は動画がおすすめです。
私もこの方の動画で勉強しました。
リストストラップの細部
私が使っているものですが、幅は一般的なサイズですが、全体としては長いリストストラップです。
リストストラップは、長さが50cmで幅4cmが標準のサイズになります。
色々な種類があるので購入時は、長さは50cmか50cm以上あるもので、幅が4cm以上あるものを選びましょう。
ロゴやメーカー名があるものは巻いたときに右と左で反転します。
リストストラップは「右専用・左専用」となってないので、自分でマークをつけてもいいですし、私みたいに気にせずに使うのもありです。
手の巻き方は、小指の方から輪っかを通し親指と人差し指の間を通します。
この時の手の甲側にクッションがあるリストストラップのものはクッションの中心と手の甲の中心が合うようにします。
できたら、手首(手の甲側)にはクッションがついているものがいいです。
手首の部分にリストストラップが食い込むことを軽減してくれます。
リストストラップのメリット・デメリット
多くの人が使っているからとメリットばかりではありません。
デメリットもあるので、メリット・デメリットを知った上で使用しましょう。
メリット
- 筋トレグローブで限界だと思っていたものが簡単に上がる。
- 懸垂時にグローブよりも握力を使わないで済む。
- 素手やグローブ着用時よりも背筋トレーニング全般の扱う重量がワンランク上がる。
- 適正な重量でトレーニングすると背筋で重量を動かすということの意味が実感できる。
- 正しいフォームを意識しやすい。
デメリット
- バーベルに巻き慣れるまで、使いにくさを感じる。
- 巻くのに慣れないとバーベルを引き上げ時に緩む。
- 重量が80kgを超えてくると、手首への食い込みが強くなる。
- 握力がなくなってくると巻いている部分への力が弱まりほどけてくる。
- 頼りすぎると握力の強化ができない。
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リストストラップおすすめ
王道のゴールドジムのリストストラップは外せません。
ナイロン製で、ゴールドジムのロゴが入っているのに値段も安く、スポーツジムでもよく見かけます。
お値段が手頃で評価もよく、今使っていると悩んだリストストラップです。
手首部分にクッションもあって長さも57cmと長めです。
レビュー評価も高く1ヶ月間の保証がついているので安心です。
ただ、新品だと粉が腕につくようです。
皮素材でもクッションがついているのは数少ない中で、評価が高いものです。
ゆくゆくの高重量でも手首の食い込みを軽減できます。
使用中の手首の食い込みがなく後も残らないし、手に巻く時も楽になります。
手首の食い込みが気になる方にはおすすめです。
洗濯機で丸洗いできるので匂いはさほど問題にはなりません。
リストストラップ購入時のポイント
値段だけで判断せずに、必ず口コミかレビューを確認する。これ大事です。
できれば、Amazonと楽天でレビュー評価を比べるようにして、評価が高いものを選ぶようにしましょう。
皮素材を選ぶ時は、メンテナンス方法を販売者から聞いて、指定された皮用のクリームなども同時に買うようにしてメンテナンスをしましょう。
決してYouTubeやネットにある一般的な革製品のメンテナンスはしないようにしましょう。
リストストラップのメンテナンス
ナイロン・コットン製の場合
洗濯機でそのまま洗えます。
他の洗濯物と同じように干して平気です。
トレーニングで使用したら、トレーニングウェアとともに洗うとトレーニンググッズ特有の汗臭い匂いはしてきません。
革製品の場合
風通しのいい場所で日陰干しです。
皮製品用のオイルやクリームでメンテするのは製品によっては「滑りやすくなるか?」「よりグリップ力が増すか?」はやってみないと分からないので自己責任で行ってください。