夢が散るのは一瞬だった。
努力は、裏切らないと誰かが言ったが、努力を無にするやつはいると心から憎んだ10月。
副業サラリーマンとしてブログを選び1年半もの時間をかけた当ブログ。
Googleというプラットフォームで、幾多の猛者を相手に「ダイエット」「筋トレ」という超メジャーで参入者も多いキーワードで全盛期は7万PV近くまでいった過去がある。

「Googleのアップデートがあったぞ」とTwitterで情報が流れた9月末。
10月に入るとGoogleアプデの影響はさらに加速し最終的には・・・
となった。
本記事は、そんなGoogleアップデートで、全ての努力を否定された男の、1ヶ月後の心境の変化を思うままに書いたものです。
ここまでPVも落ちていると誰も読まないだろうから、ライティングやSEOなんて無視して、心のうちを書きなぐるぞ。
本記事を先読み
1年半も手塩にかけて育てたブログでGoogleアプデで地獄に落とされる。
ブログPVや収益の生命線とも言える検索流入。
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSのPVなんてたかが知れているが、PVのうち95%を検索流入に頼る当ブログにとっては、生命線である。
その全てを牛耳るのが、Googleのアルゴリズムである。
これが年に数回、より検索する人の立場に立ってとかAIがどうのこうので、アップデートを行い、検索順位が変動するのはブログという方法を使う限りついてまわるものであり、「順位が上がった」と歓喜に舞う人もいれば、「順位が下がった」と奈落の底に落とされる人もいる。
単純な話、検索順位が下がれば収益も当然下がるし、1日1000円ちょっと稼いでいたのが1円の日に戻ってしまう。
当ブログも、Googleアプデが直撃し、7万PV近くあったのが、11月は5000PVと何%の下落とか考えたくないほどの下落。
収益も月6万〜8万あったものが4000円と、日雇いバイト1回分にもならず、残業数時間分の落ちすぎて笑うこともできない状況までになった。
1年半で180記事で、何千時間も使い、トラブルになれば自力で解決してカスタマイズもして有料テーマを買い、本を買い、レンタルサーバー代ってかかっているのに、Googleの気分で勝手に落とすんじゃねよ。
ブログって自分の力でどうにかできると思ったが、Googleの気分次第で天国にも地獄にもなる。
結局は、Googleの方針に合ってなければ落とされるわけだ。
それで、Googleは公式で「ユーザー目線で書け」とかほざくが、SEOというGoogleに気にいってもらうために書かないと評価はされないという矛盾を、公式では中途半端な表現の文章で通達しやがる。
サンドウィッチマンのコント「ちょっと何言ってるか、よくわらないんですが」状態。
Googleのアプデ被弾でわかったこと
9月末のアプデでは多くの人が被弾し、Twitterでも悲しみのツイートをしたり、アフィリエイターは完全引退する人まで出てきた。
そんな、大ベテランからプロの方々までは悲鳴をあげる中で9月末のアプデがどう変わったのか?何が優先されたのか?の正確な情報は一切出てこない。
皆、推測で誰かの推察が元になったもので合った。
Googleのアップデートの内容は、GoogleのTwitterや記事で知ることになるが、「何がどう変わったか?」はGoogleの中の人でも分からないようになっている。
よくTwitterやブログでSEO戦略、元Googleの中の人、SEOのプロ的な話をする人も全て推測であり、本当の所はわかっていない。
ちなみに、Googleアップデートで、無風という何も害がなくPVも変わらないと発言している人は、元々のブログPVが激少ないか、作ったばかりブログでGoogleに評価さえされていないので「この人すごい」なんて思ってはいけない。
副業記事
副業ブログで、調子にのったよね。俺って天才ってさ。

副業で月に5000円稼げない人が8割だか9割もいる中で月に5万円を突破して、このまま10万円も見えてきたって所まで行けば、調子乗るよね。
確かに、月20、30、100万円と稼ぐ人がいるブログ業界ですから、10万円なんて赤ちゃんがハイハイができた!程度のレベルですよ。
それでも、自分1人で独学で0円。いや、レンタルサーバー代やドメイン代、本代、Word Pressテーマ代を入れると5万近いマイナスから始まって、スタートして3ヶ月目ぐらいは1日に100〜200人程度だったし、収益なんて毎日ないしたまにあっても数円や数十円。
「本当にブログって稼げるのかよ?」と思ってたが、気持ち的には「まだ初心者で記事数も少ないし、稼げなくて当然だよ、頑張るんだ俺」なんて自分で自分を鼓舞していた。
それが半年目には1ヶ月で3万円を超え、5万円を超えアドセンスもAmazonアフィリも、こんなに売れるのかと毎日のPVと収益チェックでニヤニヤが止まらないとなって、独学で誰にも教わらずにここまでできるなんて天才じゃんと勘違いしたよね。
副業は、稼ぐ金額がすべてだとわかる。
副業のモチベーションは、金。
Twitterを使うブロガーの中には「書くことが好きだから続けられる」なんと仙人みたいな発言する人をたまにみるが、収益やPVの上下でやる気って変わってくるもの。
右肩上がりの時は、ブログ記事を書けばチャリンチャリンだし、PVも上がるから楽しくなるが、落ちる所まで落ちるとWord Pressにログインしても無心。
記事を書こうと思っても、頭の中が無。
何も生まれてこないで、キーワード選定でも「どうせ書いてもSEOちゃんとしてもPVも収益も上がらんし」と意味が見出せなくなって、エロサイトを巡回したり、YouTubeに逃げたりした。
自分の行動や努力が、ほんのちょっとの未来と、今にもおいて無価値であり、金にならないと思うと本当にやる気は出ない。
会社の仕事で通勤して仕事をこなすのは、給料が出るからであって、無給になったら仕事なんてしなでしょ?
それと同じ状況が副業にも起こったわけである。
文章をうまく書くとかマジでどうでもいいんだよね。
金になればやる気が出が違うから勝手に文章なんてうまくなるし、SEOにも強くなるんだよ。
俺は「ブログは書くのが好きだから続けれます」的な発言を鵜呑みにしてない。
9月のアプデで大幅に下落した人の中でPVも収益も下がったのに、「書くのが好きだから続けます」ってツイートを見るたびに、白々しい綺麗事だと失笑していた。
ただ書くのが好きなら、ブログでわざわざWord Pressなどせずにはてなやアメブロにすればいいし、アドセンスやアフェリエイトなんて面倒なことをやらないでいい。
しかし、そんな書くのが好き派でもTwitterのタイムラインでは、収益やアドセンス受ける・受からないの呟きをしている歪さがキショい。
はっきりと、金のためですと公言したほうがスッキリするし、副業なんて金のためだろう?
年収が2000万、3000万あって老後も安泰なら副業するか?と言えばしない人が大半だろう。
株の投資信託で配当金が毎月40、50万もあったらブログなんて大変なことは選ばないだろう。
しかし、選んだのは、土地もない、株もない、配当金もない、年収もない、金もないからだろう。
それを綺麗事で隠すことが、不快感でありその人への歪さになっているので、私は「書くのが好き」って人は信じないようにしているし、その人の情報には価値がないと判断している。
金が全てではないが、金がないと欠落し人は変わる
よく「金じゃない」や、「この収入で幸せになれると言っているとその収入になっても幸せにならない」とか聞くが、金で困っている人への慰めであり超上目線からの憐れみである。
金があれば、人の価値観は変わるし、行動も変わるし、金を持った先の幸せも変わる。
その逆もある。
お金を持っていたのに、なくなったら人は変わる。
お金がからめば、遺産相続で血縁者が憎しみあうほどに変わってくるし、金のために人を裏切る奴もいるし、権力を持てば、奪いにくる。
それが人間の本質である。
それを今の状況で幸せを探せなんて、教会で聞く説法のようでアホらしい。
金は心の余裕に繋がる。
金があるからからこそ、近くの幸せや季節で魅せる美しい景色に目を奪われる余裕があるが、金がないと近くの幸せや世界の絶景を観ても、頭の中は「金をどうやって作るのか?」でいっぱいだ。
人の優しさにも気がつかないし、優しくする余裕もないものだ。
私は転職失敗組で月収が10万も下がったので、収入が年間120万円も違いが出て金がない状況になったときは、自分にも余裕なんてない、趣味に没頭する時間さえもなくなり、月で10万円の差の生活は、本当に変わってくるものだ。
自分に余裕を持ち、幸せだなと本気で思え人にも世界にも優しくなれる最低条件は金があることであると悟るわけだ。
と、本題からずれて金の話をただ書いてので、本題に戻ろう。
ブログなんてクソだ
ブログなんてGoogleに首根っこをがっつり掴まれて「いつでもお前のグログ生命を立てるぞ」と脅されながらやっているようなもの。
決して自動販売機でもないし、ほったらかしで金を生んでくれるなんて幻想に妄想に戯言だ。
ブログ立ち上げ当初は、毎日記事を更新し、メンテナンスをしてカスタマイズもして、問題が起これば自力で解決しないと誰もやってくれない。
ココナラやランサーズで数万円から十万近く払えばやってくれるのが、果たしてその支払いは回収できるのか?は当初ではわからずに不安になり、もし成果が出なければ?もしアドセンスやAmazon・楽天アフィが通らないなんてことになれば、回収は不可能になる。
回収する見込みがないものに資金をつぎ込むのは、無謀であり無駄使いになるので、結局は自分が頼りになる。
それに会社の仕事しながら記事を更新しながら、問題解決までやって、やっと収益になったと思ったら、Googleから洗礼で検索順位が落とされる。
Googleのアップデートは、努力をクソのように落とし流し消していく狂気のシステムであり、ブログはクソになる。
書かなくなれば終わりでGoogleアップデートでご臨終
だれだ?一度作れば収入になるなんて言った奴は?
自動販売機や不労所得だなんて言った奴は?
ブログで甘いことを言っていた奴らはどこに行ったんだ?
複数ブログやればいいとか言うやつに言いたいが、ちゃんと仕事して残業もやりながら2つ3つもブログ記事を回していくなんて、1記事1記事が薄くてサラサーティーになる。
サラサーティーになって1日に何記事もあげている人もいるが、正直中身がない上っ面の情報だけや、人の不幸は蜜の味のトレンドブログでGoogleのアップデートに関係なく書かなくなった途端に落ちていくようなブログで実際に副業で初めて消えた人も多い。
ブログは、労働であり不労所得でも自販機でもない。
書かなくなったら終わりのブログは、会社の仕事の後にさらに労働を重ね、休日だってパソコンに向かう日々。
その辺のブラック企業がホワイトに見えるし、実際にブログ飯を純粋にしている人は会社員ではないけど、連休で旅行にもいかず毎日十何時間もパソコンで記事を作っているわけだ。
そうやった時間を使ったけど、Googleが蹴落とすのだ。
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副業という世界で彷徨える中年の苦悩
Googleアップデートを受け、ブログを放置した10月の31日間で考えた。
心折れたら立ち直るのが本当に正解なのか?俺って鬱?更年期?と思う無力感と絶望感でも空は青いし、悲しんでも収入は増えないとわかっている。
ここで諦めるか?
ここで踏ん張っていちから出直すか?
毎日減っていくPVや収益のグラフを見ながら、毎日考えていた。
ここまでかけた時間・費用・過去に10万円の光が見えたことに対する執着と、バイトするのにも日雇いバイトになるだろうの天秤で彷徨っていた。
また無意味な時間だけがただ過ぎていく働き方を、42歳でやることに心がズッシリと重いが、Googleのアップデートで爆死した今、荒波の中のヨットのような上がって下がってに船酔いするよりもバイトの方がまだましか?とも思った。
思考の天秤はどちらにも傾きもさずに、テレビやYouTube、Huluへ逃げていた。
そうやって逃げて何もしないと答えが出ないままで、疑問だけが次々に現れるようになる。
ブログをやめたとして、今の生活・仕事をしながら何で稼ぐ?
専業やフリーランスのように、24時間を自由に使えるわけでもなく、限られた時間の中で何をするのか?したいのか?と。
31日間も、何もしないからこそ、思念だけが渦巻いて何も生み出さずの悪循環になり辿りついた扉は、誰に読まれることもなくガムシャラに走り転んでいた時期は、こんなことを考えるヒマさえもなく、ちょっと先の未来に走って充実していたという、単純明快なことだった。
不死鳥のように
11月になって「このままでは悔しい」という思いが生まれてきた。

Googleにいいようにされけど、このまま退場は、なんかムカつく。
動画編集は実務レベルだし、素人ではあるがある程度のデザインもできるので、クラウドワークス系にいくことを考えたし、YouTuberも考えたが、今のこの状況から他に移るのは完全なる逃げである。
また、
- 自分は本当によくやったと言えるのか?
- もっとできたのでは?
- 事前対策もできたのでは?
と「心からやりきった」と本当に言えるかと言えば、サラリーマンの副業を盾に努力を惜しんでいた。
私は、決めた。
ブログから引退するときは「心からやりきった」と言えるほどやってからにしようと。
Googleアプデ前から、色々な構想はあったが考えるだけで行動もなしで形にしてなかったのもあるので、心残りいや、不完全燃焼で逃げることはしないと。
2019年の11月からスタートし、2020年の夏までにも、最低でも全盛期に戻すを掲げスタートする。
どん底から這い上がりを見せてやる。
見とけよ!Google!