Final Cut Pro Xがあれば、YouTubeのカスタムサムネイル画像が簡単に作れるってご存知ですか?
動画編集が、やっと終わってからサムネイル画像を作るって、ちょっと面倒でもありますよね。
ご紹介する方法なら、かかっても数分の作業で慣れると数十秒、わざわざ別の画像加工ソフトを使わずに、Final Cut Pro X標準機能のみで作れます。
本記事は・・・
こんな方におすすめ
- Final Cut Pro Xを使っている方。
- Final Cut Pro Xの便利な機能を知りたい方。
- YouTube投稿をしている方。
紹介する方法を、あなたが体得すれば、
- わざわざサムネイル画像用に、写真を撮らなくてもいい。
- 動画完成までの時間短縮。
- 別の画像加工ソフトを、買わなくていい。
- サムネイル画像が、編集ついでに作れる。
- 凝ったサムネイル画像もFinal Cut Pro Xの機能で作れる。
といった、煩わしい手間が一気に削除でき、編集からYouTubeの公開までの時短になります。
本記事を先読み
Final Cut Pro XでYouTubeサムネイル画像を作る手順
Final Cut Pro Xなら、動画のワンシーンに文字を乗せた、おっしゃれかつ、動画の内容が分かるサムネイル画像が、簡単にできます。
再生ヘッドで、サムネイル画像用の画面(フレーム)を決める。
動画編集後のYouTubeへの書き出し前に、サムネイル画像に使えるフレームを選びましょう。
再生ヘッドで選択し、画面に表示された部分がサムネイル画像となります。
Final Cut Pro Xの右上メニューから「現在のフレームを保存」を選択する。
動画の書き出し用メニュー内にある現在のフレームを保存を選択します。
「自分のFinal Cut Pro Xにはない」という方は、後半に追加方法を書いてあるので、ご安心ください。
保存されるフレームが表示される。
保存されるフレームが表示さたら、保存形式が「tiff」であること。
サイズが自分が設定したものになっていることを確認。
サムネイル画像で決定なら保存
保存先は、ご自身のご都合のよいところにしてください。
この後に、ひと手間があるのでデスクトップがおすすめです。
Final Cut Pro Xで下記の「共有」が表示されたら完了
書き出し完了のお知らせが、数十秒で届きます。
数分もかかるものではないので、時間がかかる際は設定などの見直しをしてください。
画像して保存される。
上記のように、「tiff」で書き出されます。
サムネイル画像を、本編と変えたいときは?
本編の1フレームを、そのまま使う方法もありますが、少しは変えたいという方へFinal Cut Pro Xだけで凝ったサムネイルを作る方法を紹介します。
わざわざ画像加工ソフトを使う必要はありません。
step
1動画編集終了後に、サムネイルに合うフレームを決める
YouTubeへアップする内容によりますが、自分の笑顔のときや、商品が綺麗に写っているところなどを選びます。
step
2決めたフレームに、サムネイルに必要なテロップなどを入れる
画像加工ソフトの代わりを、編集画面で行います。
step
3「現在のフレームを保存」選択・保存します
step
4フレームの保存が終われば、サムネイル用のテロップを消す。
以上のステップで、画像編集ソフトも必要なく、わざわざサムネイル画像用に写真も撮るという手間がなくなります。
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Final Cut Pro Xメニューで「現在のフレーム」を追加する方法
書き出しメニューを開き、1番下にある「出力先を追加」をクリックします。
「出力先」一覧が開く。
「出力先を追加」をクリックすると出力できる一覧が右側に表示された画面が開きます。
YouTubeで複数アカウントの出力先を作りたいときも、この画面から追加できます。
「現在のフレームを保存」を出力先に追加に移動させる
「現在のフレームを保存」を移動。
出力先を追加の部分まで移動させると、紫が半透明に変われば追加できます。
他の出力先も、同様におこないます。
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Final Cut Pro Xからのサムネイル画像は作れたら、もうひと手間で完成
Final Cut Pro Xからサムネイル用に書き出した画像は、サイズがデカ過ぎてそのままでは使えません。
YouTubeのサムネイル画像として使えるようにするために、Macの標準アプリの「プレビュー」を使います。
ここでは、書き出しサイズの1920×1080をそのままのサイズで使います。
YouTubeのサムネイル画像には、サイズの制限がある。
YouTubeのカスタムサムネイルには、2MBサイズ以下とういう制限があります。
Final Cut Pro Xから書き出し「tiff」では使えない。
tiffは16.6MBと、YouTubeのサイズ制限の約8倍に大きさになります。
ですので、画像のサイズを2MB以下にする必要があります。
新しくアプリをダウンロードしなくても、標準アプリの「プレビュー」で縦横のピクセルをいじらずに、16.6MBのサイズだけを簡単に小さくできます。
Final Cut Pro Xのtiffを使える画像に変換する方法
画像を開いて、プレビューのファイルメニューを開きます。
プレビューの「書き出す」を開く。
メニューの「書き出す」をクリック。
写真のような、フォーマットやファイルサイズが見れる画面が開きます。
「tiff」から「JPEG」に変換する。
フォーマット部分をクリックすると「HEIF〜TIFF」までのフォーマットが表示されます。
YouTubeのカスタムサムネイル画像で推奨されているフォーマットは「JPG(JPEG)」「GIF」「BMP」「PNG」とされています。
JPED以外だとPDF(67KB)、HEIT(19KB)、JPED-2000(53KB)の4つのみが2MB以下のサイズですが、どれもYouTubeへアップロードできるフォーマットではないです。
ちなみに推奨されているPNGは4MBもあり2MB制限内には、はいりませんでした。

JPEG変換後の画像サイズなら、YouTubeへのアップロード
66KBまでサイズが減ったので、YouTubeへアップロード可能となります。

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YouTubeサムネイル画像サイズは1920×1080でいいのか?
YouTubeのサムネイル画像サイズは、「縦:横」が「16:9」比率です。
YouTubeで使える16:9比率
- 1920×1080ピクセル
- 1280×720ピクセル(Google推奨サイズ)
- 最小サイズが640×360
以上の3点だけ覚えておきましょう。

ただし、動画編集でカスタム(Instagramの縦用)のときは、別でサムネイルは作ってます。
Google推奨サイズで、アップロードしたい方は、「プレビュー」では画像ピクセル変更機能はなく「切り取り」での調整になり、思ったよりも画像が小さくなるので、別の画像加工アプリでのピクセル変更が必要になります。