このような人に役に立つ記事です
・ダイエットを頑張っているのに痩せない方。
・40代になって痩せないと感じている方。
・ダイエットで若い時と違うと感じている方。
・40代になってどんなダイエット方法でも痩せないし諦めかけている方。
若い時と同じ程度の運動をしても痩せないし、若い時はもっと早く痩せたのに思っているあなたは正解です。
若い時は、ダイエットすれば短期間で痩せていたのに、年齢とともに痩せないのには原因があります。
痩せない原因って「ダイエット方法?」「食事?」「生活習慣?」と思ったあなた。
違います。
頑張ってもなかなか痩せないのは細胞のせいです。
ダイエットで痩せにくいのは、決してダイエット方法が悪いとか、継続できない自分の精神力でもなく、褐色脂肪細胞という痩せる細胞が減っているんです。
それにはちゃんと理由があるんです。
本記事を先読み
脂肪の細胞には3種類あるって知ってましたか?
白色細胞は「下腹部・お尻・太もも・背中・腕の上部・内臓周り」に多く存在し、体内の余分なエネルギーを蓄える役割があります。
褐色脂肪細胞は、熱生産があるが白色細胞は熱生産する能力もないと言われていますが、長期間の寒冷環境にいると脂肪燃焼と熱生産に関わる遺伝子が誘導されると言われています。
参照メディア→一般社団法人日本肥満症予防協会 「エネルギーを燃焼する「褐色脂肪細胞」を活性化 脂肪が燃えやすい体に」
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の中間をとって名がついて「ベージュ脂肪細胞」
元は白色脂肪細胞から生まれてきたもので、2012年にハーバード大学医学部ダナ・ファーバー癌研究所のブルース・スピーゲルマン博士の研究チームの論文で発表され話題になった脂肪細胞です。
東京大や東北大でも研究チームが論文を発表してます。
白色脂肪細胞での「長期間の寒冷環境にいると脂肪燃焼と熱生産に関わる遺伝子が誘導される」時に白色だったものが、ベージュに変わり痩せ細胞の褐色脂肪細胞と同じような役割を持ちます。
参照メディア
映像で脂肪が観れます→NHK 美と若さの新常識「救世主! 第3の脂肪細胞 ベージュ脂肪細胞」
痩せ細胞と言われる褐色脂肪細胞
脂肪を分解して熱を発生させる細胞です。
参考メディア→太陽笑顔furufu 脂肪を燃焼させる!『褐色脂肪細胞』&『ベージュ脂肪細胞』
生物学研究所「褐色脂肪細胞においてエネルギー消費を促す新たなメカニズムを発見 --からだの熱産生に褐色脂肪細胞のTRPV2チャネルが関与--」
褐色脂肪細胞は、以下の場所に多くあるとされています。
40代の男は褐色脂肪細胞という痩せ細胞が激減する
脂肪が3種類あることを知り、だったら褐色脂肪細胞を増やせばいいんだ。
となりそうですが、なんと褐色脂肪細胞は年齢と共に減っていくという研究結果があります。
出典→太陽笑顔furufu 脂肪を燃焼させる!『褐色脂肪細胞』&『ベージュ脂肪細胞』
ドイツの研究者が11歳〜82歳の男女260人の褐色脂肪細胞量を調べ、性別や体型(BMI値)との関係を調べた結果のグラフです。
出典→男はダイエットの時に脂肪燃焼作用がある「褐色脂肪細胞」に期待しても無駄。女と違ってほとんど体内に無い
女性に比べ男性は、激オチくんです。
褐色脂肪細胞の減少が「若い時には、短期間で痩せれたのに・・・今は時間もかかるし痩せにくい」となる原因です。
褐色脂肪細胞を活性化させるための情報で、肩甲骨周りのストレッチや筋トレなど40代の男にはもはや無関係です。
【対策】諦めるな!DHA・EPAを摂取して40代からはベージュ脂肪細胞を利用するべし
痩せる細胞の褐色脂肪細胞には期待できない40代。
そこで注目するべきは「ベージュ脂肪細胞」になります。
1番始めの脂肪細胞の種類でベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞が変化したものであると説明してます。
「でも・・・条件は、長期間の寒冷環境でしょ?そんなの無理」と思ったあなた。
なんと寒冷環境でなくても、白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変える研究結果があるんです。
京都大学の農学研究科後藤剛教授らのグループが発見しました。
魚に含まれる油(魚油:主成分はEPA、DHA)の摂取が脂肪燃焼細胞(脂肪を分解し熱にする細胞)である「褐色脂肪細胞」(以下褐色脂肪)の増加を促進し、体脂肪の減少や体温上昇をもたらすことを動物実験により証明しました。
ヒトには、対象的な役割を担う2種類の脂肪組織、「白色脂肪組織 (White Adipose Tissue, WAT)」と「褐色脂肪組織 (Brown Adipose Tissue, BAT)」が存在します。WATは脂肪を貯めこむのに対して、BATは脂肪を分解し熱を産生することで体温を保持するとともに、全身のエネルギー調節に関わります。近年、褐色脂肪が成人にも存在し、その減少が中年太りやメタボリックシンドローム、生活習慣病の原因になることが明らかとなってきました。褐色脂肪の減少を防ぐことができれば、肥満やそれに関連する病気を防ぐことができると考えられています。
一方、魚油は世界的な疫学研究により過体重の抑制に効果があることが報告されていましたが、詳細な作用機構は明らかになっていませんでした。本研究は、褐色脂肪の減少防止や増強をもたらす食品成分として魚油を見出すとともに、その作用は感覚受容チャネルTRPV1と交感神経系を介するものであることを解明しました。
京都大学ホームページより魚油摂取は交感神経を介して、「脂肪燃焼細胞」を増やす-「魚油」の効果で体脂肪燃焼を促す新メカニズムを解明
ダイエットに「DHAとEPAの魚の脂」が良いとされてきてましたが、はっきり何がいいのか?どんなふうにDHAやEPAが作用するのかはわかったおらず、この研究結果が証明しました。
DHAとEPAが、白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変える作用があるので、40代からダイエットには必需品になります。
DHAとEPAは、ベージュ脂肪細胞のためだけではなく40代の健康のためにも積極的に摂取しましょう。
DHA・EPAを多く含み食材は?
出典→水産庁 日本人の健康的な食生活を支える水産物
水産庁のデーターから、クジラ・マグロ・ブリ・サンマ・ハマチとクジラ以外は身近な食材ばかりです。
1日に摂取すべき目安は、欧米では1日5g、アメリカでは3gで、日本で厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2015年版)では成人男子で2.0〜2.4g成人女性で1.6〜2.0gと推奨されています。
健康のためにはDHA・EPAが毎日1mg以上は必要になり、健康維持のためでも
- 焼いたサンマ 約半尾
- 小型のイワシで約2尾
- マグロ 4〜5切れ
- ブリ 6〜7切れ
を食べるのは目安だと言われてます。
毎日どれか食べて健康維持レベルです。
ダイエットのためとは毎日、魚って正直な話、肉も食いたい、ラーメンも食いたい、揚げ物だって口にしたいですよね。
そこで、1日に必要なDHA・EPAを簡単に取れるサプリメントを活用しましょう。
コスト面でも毎日新鮮な魚を買うことや定食屋さんで魚の定食に払うことを考えればサプリメントがベストになります。
健康食品でおなじみの八幡物産株式会社なら国際基準の品質保証で安心の全額返金保証付きのDHA・EPAサプリメントをご紹介します。
【やわたのDHA&EPA】は1袋1ヶ月分で2160円。
月に数回ある飲み会代、1回分をベージュ脂肪細胞に投資しましょう。
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